Hiway 4×12

hiway4x12これが私が一番よく使うキャビです。他の4×12のキャビに比べて一番本物のスピーカーに似ていると思います。はっきりとした中域と高域で、音が潰れていないです。これにSM57をon axisで使用しています。ちょっと高音がチリチリしますがそこれはEQで調整するので大丈夫です。デュアルキャビの設定をするときは必ず片方はこのキャビにしています。Res Level DEPを少しだけ下げてさらに輪郭をはっきりさせるのがおすすめです。

XXL V30 4×12

xxl4x12このキャビは何かが欠けている気がします。中域か高域のあたりです。対処法としてRes Level DEPを巣越すあげると、中域がでてきます。このキャビの魅力は低音のレスポンスのよさです。パンチがあってメタルコアにぴったりです。ただし、ちょっと低音が強すぎるかもしれないので、EQで処理してあげましょう。マイクは409 Dyn Micとあわせると高域も適度に持ち上げてくれます。Hiway4x12+SM57とデュアルキャビにしてよく使います。

その他の4×12のキャビ

GreenbacksとTreadplateのキャビもクオリティは高いのですが、Hiwayほどではないと思います。Greenbacksは独特なサウンドを持っているので実験してみる価値はあると思います。Treadplateは明るくて他のキャビより煩いです。BlackbackとT-75は全然リアルではないので個人的には使えないと思いますが、両方とも特徴のあるサウンドなので遊んでみるといいと思います。T-75はビンテージサウンドに向いているかもしれません。Uberも良いことは良いのですが、性質としてはHiwayとTreadplateと同じなので、それならHiwayを使ったほうがいいです。Uberは他のキャビより低音のレスポンスがいいので、近い道がないということはありません。

その他のキャビ

FenderらしいクリーンサウンドやビンテージトーンにはFender 2×12か、G-12Hを使いますが、それ以外の用途では使えません。ほとんどのモデルの音は薄いかキツイかのどちらかです。唯一PhDは薄くもキツくもないですが、中域・プレセンスあたりが欠けています。

SM57

On AxisでSM57を使うのが私のデフォルトです。そのままだとちょっと明るすぎますが、デュアルキャビで片方のキャビをXXLにすると凄く良い感じになります。更に、EQでパンチと温かみを加えるとよりフルなサウンドになります。このマイクの一番の魅力はノイズの少なさです。off axisにするとちょっと輪郭が曖昧になってきます。EQをいじる前はoff axisのほうがリアルっぽくて良く聞こえますが、実はon axisの状態でEQをしたほうが、高域もはっきりと捉えたままのサウンドに仕上げられますのでおすすめです。

その他のダイナミックマイク

ダイナミックマイクはSM57に比べてスクープされていて、高域が強いです。ノイズもちょっと多めです。409が一番おすすめですが、421もデュアルキャビの設定の場合にのみ使うことがあります。

その他のマイク

それ以外のマイクはノイズが多いので使いづらいです。67 Condensorの音は良いのですがやはり他のマイクよりもノイズが多いです。クリーンサウンドには使えるかもしれませんが、モダンなディストーショントーンには向いていないです。

自分で音作りをするのが面倒になったら、POD HD Manのパッチセットをお試しください。