park 75

park 75このアンプは、Park 75というアンプを元にモデリングされていて、マーシャルのお馴染みサウンドを鳴らしてくれます。

このアンプ単品だと、あまりハイゲインの領域までドライブをもっていくことは出来ないので、そうするにはアンプの前にオーバードライブが何かを使ってシグナルをブーストさせないといけません。でもそれをやるやら、JCM800のモデルを使った方がいいと思います。
このアンプモデルが向いているのは、AC/DCみたいなミディアムゲインサウンドやJoe Satrianiのようにディストーションペダルをメインのゲインにしてマーシャル風のテイストを混ぜたようなサウンドです。

JCM800に比べて、ゲインは少し少ないですが、ピッキングのニュアンスはPark75の方が豊かに出ます。
クリーンでありつつ、クランチーなサウンドです。このアンプモデルでbiasを下げると、よりマーシャルらしい音になって、鼻声っぽい感じがなくなり、音がぱらぱらし過ぎずにパワーアンプのディストーションがかかるようになります。
個人的に0から20%の間くらいに設定するのが好みです。これでもう少しディストーションを足してもいい感じに保てます。

このアンプモデルはパワーセクションを爆音にしたときに特に音が良くなるタイプです。
なので、ディストーションサウンドを作るなら、MASTER VOLUMEを85から100くらいまでに上げて、DRIVEのツマミでディストーションの量を調整します。

何故か、このアンプはPRESENCEのツマミを上げるとあまりいい反応をしてくれないので、個人的には0%に設定するのが定番です。
BASSも低めにしておくと、パワーアンプによるディストーションもクリアに保てます。

クリーントーンで使うなら、先にDRIVEを下げていきます。5%以下にまでさげると音が変になってしまうので、それでも足りなければMASTER VOLUMEを下げていきますが、ここは50%以上にして置いた方がマーシャルらしさが残ります。
ちなみにbiasのセッティングはMASTER VOLUMEが高ければ高いほど反応も良くなります。

自分で音作りをするのが面倒になったら、POD HD Manのパッチセットをお試しください。