ハイゲインサウンドが注目の的!

このサイトを見ている方の中には色んなジャンルのギタリストがいるかと思います。
でも、恐らく今POD HDに注目しているギタリストの中ではハイゲインアンプのユーザーが最も多いのではないでしょうか。それはなにより、これまでの製品では再現できていなかったハイゲインサウンドの生々しさや、弾き手にとってのリアルな感触というものが非常によく再現されているからです。
今日はそんなハイゲイン好きなみなさんのための記事です。

POD HD vs AxeFX2

早速ですが、
Line6 POD HDと並んで人気のアンプシミュレーターといえば、Fractal AudioのAxeFX2ですよね。
AxeFXは数年前からレコーディング用のギターアンプモデラーとして最高峰と言われています。
特にAxeFXのハイゲインサウンドのリアリティとバリエーションは他の機材では越えられないほどのレベルに達しています。特に7弦を通り越して8弦ギターの普及が進んでいる現代、本物のチューブアンプでは担えない音域をハイゲイン且つクリアに鳴らせる機材といったら、もはやAxeFXしかないというところまで来ているようにも思えます。AxeFXはハイゲインサウンド以外にも、ハイクオリティな空間系エフェクトが膨大に用意されており、間違いなく理想のギターサウンドを手に入れることができる機材と言えるでしょう。ただ、もちろんお値段もそれ相応の物になっており、機種・新品か中古などで変わりますが大体20~35万と言ったところでしょうか。

そんなツワモノ相手にPOD HDがどれくらい対抗できるのかが、よーくわかる動画がありますのでご覧ください。
こちらの動画は海外ではとっても有名なFearedseというyoutubeチャンネルのギタリストによるもので、普段からいろんなメタル系アンプを比較したり、レコーディングのテクニックを紹介したりしています。

私の評価

上の動画についてFearedseは「AxeFX2で音作りをするときと、POD HDで音作りをする際、それぞれの音を比較して似せようとはしていません。単純にそのとき良いと思った状態で録音しました。」と書いています。

そう考えると、例えばAxeFXのある音は、POD HDのまた別のプリセットに似ていたりして、実際POD HDでも作ろうと思えばどんな音でも作れるんじゃないか?という印象でした。

でもですね、AxeFXの音源とPOD HDの音源を100とか200とか聴いてますと、その違いというのが結構はっきりと分かってきます。
私の印象としては、
AxeFXは、奥行きがあって、すでにミックスでEQされたようなサウンド。フルレンジのようで実はそうでもないからレコーディングでパワーを発揮しそう。逆にライブで使うとき抜けの良い音を作るためにちょっと工夫が必要かもしれない、という感じです。

一方POD HDは、どの音も基本的に中域がブーストされているというか、ミッドロー辺りの音域がつぶれているような印象。そこの音域だけに軽くコンプレッサーがかかってるような気がして、その影響で自然と臨場感のあるサウンドになっていると思います。多分これがLine6サウンドともいえるのかもしれませんね。これを「良し」ととるか「悪い」ととるかは好みの問題だと思います。メーカーそれぞれに音の特徴があります。レコーディングする際にはもう少しAxeFXらしいサウンドに近づけるためにMIDを減らして奥行きを出すと吉だと思いますが、ライブではめちゃくちゃ抜けの良いサウンドがカンタンに得られそうです。

この様な差を私は感じました。
がしかし、果たしてこの微妙なクオリティの差は、金額の差(10万円以上)に値するのかという疑問が浮かびますね。

ちなみに私はこの動画を見て、POD HD Proを購入しました。

みなさんもPOD HDをご購入される場合は、画面右側に最安値情報を収集して掲載していますので是非ともご利用ください。

もっと見る

Fearedseが他にもPOD HDとAxeFXを比較している動画がありますので紹介します。

自分で音作りをするのが面倒になったら、POD HD Manのパッチセットをお試しください。