効率のいい流れとは

音作りは、数段階に分けて行うと効率がいいです。

アンプモデル選び

キャビ、マイク選び

プリEQ

ゲイン調整

アンプEQ

ポストEQ

アンプDEP

キャビDEP

基本的にこの順番で進めていきます。音が形になっていくにつれて、前のステップに戻ったりして色んなところを微調整して意図している音に近づけていきます。

日頃から実験を重ねる

まず最初に、適切だと思えるアンプモデルを選択しますが、POD HDを使い慣れてくると、選択したアンプモデルによってプリEQをするべきかどうかと、どうEQすべきかが大体わかってきます。たとえば、温かみのあるトーンにしたいときはTube Driveを使ったり、クランチなサウンドにしたければマーシャルのアンプモデルを使います。普段からなるべく色々試してプリEQによってどのように音が変わるのかを把握しておくとその分音作りがスムーズにできます。プリEQに主に使うのは、EQか、Tube Driveか、Screamerです。これのいずれかをアンプの前に設定して調整すると、アンプとキャビのDEPや、ポストEQを弄るよりも広いレンジで音づくりが可能です。
もし特定のギタリストと同じサウンドを目指しているなら、本人の実際のセットアップをPOD内で再現するところから始めるのも良い方法です。

エフェクト

エフェクトは、重要と思える順番に追加していきます。そうすれば途中でDSPリミットに達しても最初からやり直す必要がないので。DSPが足りなくなったら、DSPコストが比較的低いけど似ているエフェクトで代行できます。

デュアルアンプ・デュアルキャビ

PA等にダイレクト接続で使う場合に、ピッチシフターやスプリングリバーブなどのDSPパワーコストが高いエフェクトを使うと、デュアルアンプのセットアップはできないと思います。変わりにデュアルキャビの設定にしましょう。設定にちょっと時間はかかりますが、その価値はあります。やり方についてはまた後日書きます。
もしPODをアンプにつなぐだけなら、デュアルアンプ・デュアルキャビについては気にしなくて大丈夫です。

POD HDハイゲインアンプモデルまとめ
⇒DSPパワーの分配アドバイス(近日公開予定)

自分で音作りをするのが面倒になったら、POD HD Manのパッチセットをお試しください。