ここで言うノイズとは、音色に対するノイズではなく、ギターを弾いてないときも流れるノイズのことですのでお間違いなく。

Checkpoint 1

まず、シグナルチェーン内のすべてのアンプモデルとエフェクトをオフにしてみて、バイパス状態ではノイズがないことを確認しましょう。その状態でもノイズがある場合は接続方法に問題があります。Line6の公式説明書を参考にして接続をしてみてください。

Checkpoint 2

バイパス状態で問題がなければ、シグナルチェーンにあるエフェクトとアンプをひとつづつ個別にONとOFFを切り替えて、どの要素がノイズを発しているのかつきつめましょう。次に、順番にひとつづつエフェクトをONにして行って、どの要素をつけたときにノイズが増大するのかは把握しましょう。大抵の場合は、ゲインが高く設定されたアンプモデルか、コンプレッサーか、ディストーションエフェクトが原因です。それらの前にシグナルを強調するエフェクトが配置されていると、意図したよりもさらにディストーションがかかってしまうことがあります。または、過激なトーンの設定(めちゃくちゃトレブルが強かったり低音がマックスとか)だったりすると、ノイズが出やすくなります。アンプとディストーションエフェクトの前に配置しているエフェクトをOFFにしてみて、効果があるか確かめてみください。一つ注意すべき点は、コンプレッサーのThresholdは、ドライブとは逆で数値が低いほどゲインが強くなります。

Checkpoint 3

input設定で、使用していないinputをoffにすることで、僅かにノイズを削減することができます。input設定は、グローバルではありません。つまり、一つのパッチで設定した内容がすべのパッチに自動的に適合されるとは限らないということです。

Checkpoint 4

ギターのピックアップか、シールドが原因でノイズがでている場合も考えられます。クリーンでは気にならないレベルのノイズでも歪ませるとブーストされてノイズが煩くなったりしますので、別のギターやシールドを試してみるといいです。

Checkpoint 5

最後に、noise gateを使ってノイズをカットするのも良いです。使うならば、シグナルチェーンの一番最初に置くのがお勧めです。何も弾いていない状態でノイズがカットされるレベルを探ましょう。強すぎると、サスティーンが不自然なところでフっと消えてしまいます。過度に強くかけすぎると薄っぺらい音になりますので気をつけましょう。

自分で音作りをするのが面倒になったら、POD HD Manのパッチセットをお試しください。