現在、POD HDシリーズには、desktop、HD300、HD400、HD500、HD500X、HD Pro、HD Pro Xの7種類あります。

それぞれの機種で、パッチの拡張子が別々になっています。
私が試した限りでは、どの拡張子めあってもパッチファイルをHD editソフトの画面にドラッグ&ドロップすると、問題なく読み込めることもあります。

でも、そのままだと高い確率で「invalid patch」というようなエラーメッセージが表示された後に、空っぽのパッチがロードされます。

そこで、HD300かHD400が絡まないパッチ変換であれば、ファイルの拡張子を変更するだけで読み込めるようになることに気がつきました。

下記の表示を参考に変更したいバージョンの拡張子に変更してみてください。

patch extensions

ただし、HDシリーズの機種間で、それぞれが装備している機能は完全に共通ではありません。例えば、HD300とデスクトップにはFX loopがありませんし、HD300とHD400はシグナルチェーンのレイアウトが他と違います。
それに、HD300は他よりエフェクト数が少ないです。また、各機種間でDSPのパワーの量も違います。
パッチで使用している機能的には問題がないはずの機種同士でも、正常にロードできないことがあります。

海外のあるユーザーが、HD Pro、HD500、HD desktopで作ったパッチをHD300かHD400用に使用できるようにするプログラムを開発していました。必要な方はお使いください。(英語でわかりずらいので私は使ったことがないです)

http://www.jzab.de/content/pod-hd

やはり機能に応じてエフェクトは削られてしまうそうですが、何もないよりはマシでしょう。

自分で音作りをするのが面倒になったら、POD HD Manのパッチセットをお試しください。